西村哲也の弁護系映画論

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zoom RSS  映画に感謝を捧ぐ! 「エル・スール」

<<   作成日時 : 2018/01/14 12:24   >>

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 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はビクトル・エリセ監督の「エル・スール」に

 感謝を捧げようと思います。


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 アデライダ・ガルシア=モラレスの同名小説を

 もとにして作られた本作は

 穏やかなる妖気を感じさせる子供映画であります。

 少女の目に映る「世界」を

 純文学+日常劇的に描いていくストーリーと

 日常風景を静かに写しながらも

 「怪奇ムード」を放つ演出が融合することによって生じる

 映画的科学反応は

 私に「ホームドラマとサスペンスの空気が混ざり合う感覚」

 「歴史が人間に与える影響」

 「世代間の断絶を娯楽的に表現する技法の一形態」を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (ヒロインが「父のルーツ」へと旅立つ瞬間に幕を閉じる事によって

 ハッピー・エンドや悲劇とは異なる奥深さを感じさせる

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「純文学系ホームドラマ」の静かなる強豪作であると

 言えるでしょう。

 「状況説明台詞を多用しつつ想像力をかき立てる」
 
 「暴力&死を描写することなく内戦の間接被害を描く」

 「娯楽的スリル&サスペンスに背を向けながら

 人生のサスペンス性を写し出す」という

 大胆にして詩的な試みに挑んだ本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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