映画に感謝を捧ぐ! 「クリスマス・キャロル(1938年版)」

映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はエドウィン・L・マリン監督の「クリスマス・キャロル(1938年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 チャールズ・ディケンスの同名小説をもとにして

 1938年に作られた本作は

 「アメリカ製クリスマス映画」の方程式を形成した作品であります。

 キリスト教精神に則ったメッセージを 

 ホラー&SF的特殊効果・ユーモア・人情・ハッピーエンド精神で包むことによって

 説教臭を緩和し、娯楽精神溢れる作品へと変化させるという手法は

 私に「クリスマス映画」の醍醐味を満喫しつつ

 「感動」が洗脳の一形態であることを感じさせる機会をもたらしました。

 (「ハッピー・エンド」の後日談に背を向けて、速やかに幕を閉じることによって

 娯楽的高揚感を保ち続ける配慮が成されている点も見逃せません。)

 まさに「クリスマス映画の源流」と呼ぶにふさわしい歴史的作品であると言えるでしょう。

 クリスマス映画的サービス精神と無駄を廃したスリムな作劇法によって

 後年のクリスマス映画に対する道しるべとなると同時に

 宗教系教訓劇の効能&危うさを示した本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。 

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この記事へのコメント

ママデューク
2015年01月17日 09:27
今年のクリスマスはこの「クリスマスキャロル」を選んだのですね。原作の「ディケンズ」のクリスマスキャロルは本当にいい話で、ボクは大好きです。ボクはリチャード・ドナーの「三人のゴースト」がクリスマスキャロルを上手くアレンジしていて大好きです。それでは失礼致します。
2015年01月25日 19:48
ママデュークさん、コメントをありがとうございます。

「クリスマス・キャロル」が時代と共に変化していく

光景を見つめることが出来るのも

DVD・BR時代の恩恵だと思います。

(個人的に一番印象深いクリスマス映画は

 クリスマス特有の華やかさを

 主人公の不幸を強調する存在と位置づけた

 「ダイ・ハード」であると思います。)

 これからもよろしくお願いします。

                 GHM(西村哲也)

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