映画に感謝を捧ぐ! 「マッキラー」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はルチオ・フルチ監督の「マッキラー」に
 
 感謝を捧げようと思います。


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 イタリアの町「アチェンドゥーラ」で巻き起こる

 連続殺人事件を描いた本作は

 残酷趣味的映像&ストーリーの徹底追求によって

 ある種の「教訓性」が生成される姿に驚かされる

 世紀の怪作であります。

 女性&子供に対するサディスティックな目線

 残虐なるブラック・ユーモア、人体破壊へのこだわり

 ミステリー風味が融合したストーリー、演出、キャラクター、音楽によって

 閉鎖空間の中で暴走する「イメージ」の恐怖と

 宗教の暗黒面がえぐり出されていく光景は

 私に、相反する映像と音楽を組み合わせることによって

 映像の衝撃度を増幅させる手法と

 見世物根性と社会派的メッセージが無意識のうちに共存する

 怪異を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (イタリア的濃厚さに溢れたキャスト陣の怪演が

 作品の持つ凶悪ムードを高めている点と

 人間が破壊され、死に至る経路と

 平和な風景&音楽を融合させることによって

 殺人者の「狂的な愛」を鮮明化する幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「残虐童話系推理劇」史上屈指の

 悪趣味性&凶悪性を誇る一作であると言えるでしょう。

 イタリアが誇る人体破壊の雄L・フルチ監督ならではの映像美と

 素朴な風景の中で繰り広げられる

 陰鬱極まる人間模様が荒れ狂いながらも

 「説得力」を感じるストーリー展開となっている点に

 戦慄を禁じ得ない本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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