映画に感謝を捧ぐ! 「忠直卿行状記」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回は森一生監督の「忠直卿行状記」に

 感謝を捧げようと思います。


忠直卿行状記 [DVD]
KADOKAWA / 角川書店
2014-07-25

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 菊池寛の同名小説をもとにして作られた本作は

 娯楽的様式美と文学性が

 バランス良く配合された時代劇映画であります。

 武家社会的作法と善意が

 政治的思惑によって歪められることによって

 「暴君」へと変異していく藩主の運命を

 娯楽映画風味と純文学風味の均整を保ちながら

 写し出していくストーリー&演出は

 私に「徳川幕府初期の舞台裏」・「舞台技法と映画技法の共存」

 「美しきと残忍さの融合がもたらす科学反応」を
 
 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (ハッピー・エンドと悲劇の中間に立つ幕切れが

 爽快感・哀愁・恐怖の入り交じった後味を

 もたらしている点も見逃せません。)

 まさに「陰性文学系歴史絵巻」の雄と呼ぶにふさわしい
 
 作品であると言えるでしょう。

 時代劇映画の雄「市川雷蔵」の怪しくも儚げな美貌+立ち振る舞い

 大映が誇る「時代劇映画技術&スター主義」

 純文学の重厚感、1960年代的社会派精神が一堂に会し

 封建社会の暗黒面を世に示した本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。 

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