映画に感謝を捧ぐ! 「エドワールとキャロリーヌ」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はジャック・ベッケル監督の「エドワールとキャロリーヌ」に

 感謝を捧げようと思います。


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 若手ピアニスト「エドワール」とその妻「キャロリーヌ」の
 
 運命を描いた本作は

 軽快にして戦術的なホームコメディであります。

 「夫婦喧嘩」という題材の有効活用

 時間&空間的スケール感の適性範囲を保ち続ける知略

 陰鬱になりそうな状況であっても

 喜劇的に表現し続けるユーモア精神

 会話主体でストーリーを進めつつ

 「説明台詞過多」に陥るのを避けるバランス感覚が

 一体となる光景は

 私に「俗物的でありながらも品のある」映像&物語の醍醐味と

 「芸術家&上流女性心理」を喜劇的に描写する技法の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (「ドタバタ喜劇的ハッピー・エンド」・「性描写の抽象化」の

 模範解答を示すかのような幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「フランス製夫婦漫才映画」の一翼を担う

 一作であると言えるでしょう。

 会話のアクション、バラエティ番組的小ネタ、クラシック

 夫婦間の心理戦、パーティ特有の人間模様が

 互いの持ち味を生かし愛ながら軽やかに進行していく姿が心地良い本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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