映画に感謝を捧ぐ! 「マッドボンバー」 

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はバート・I・ゴードン監督の「マッドボンバー」に

 感謝を捧げようと思います。


マッドボンバー [DVD]
キングレコード
2018-05-09

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



 爆弾魔、レイプ殺人犯、刑事が織りなす

 凶悪なる日常を描いた本作は

 巨大系SF映画で名を成したB・I・ゴードン監督が

 現実的恐怖に挑むことによって生を受けた犯罪映画であります。

 哀しみが生んだ社会的狂気に彩られた爆弾魔

 性的狂気に支配されたレイプ犯

 正義漢より発する狂気に囚われていく刑事の運命を

 多角的に写し出していくストーリーと

 素朴な暴力性に溢れたアクション描写が一体となる光景は

 私に「社会に潜む狂気の構図」と「娯楽映画的サービス」の共同戦線と

 正義を追い求める事によって発生する危険要素の一端を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (勧善懲悪の爽快感よりも「ある種の解放感」を感じさせる

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「狂気博覧会」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。

 後年の米ドラマ「クリミナル・マインド」に通じる異常心理犯罪者目線

 1970年代のアメリカを覆う「反勧善懲悪要素」

 活劇的能天気さ&CGとは一線を画した

 生々しい暴力描写が一堂に会した本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

  

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック