映画に感謝を捧ぐ! 「スーサイド・マーダー」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はアーマンド・マストロヤンニ監督の

 「スーサイド・マーダー」に感謝を捧げようと思います。


スーサイド・マーダー [DVD]
アルバトロス
2008-08-27

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盗作によって成功者となった作家「ジュリア・ロンドン」と

 彼女を取り巻く人々の運命を描いた本作は

 皮肉と効率主義に彩られた巻き込まれサスペンスであります。

 「自殺&事故と殺人の秘めたる近似性」・「出版業界の凶暴性」を有効活用しつつ

 サスペンス的見せ場のために進行するストーリーと

 猟奇趣味と省力主義が絡み合った演出が一体となる光景は

 私に「スピード&インパクト至上主義」と「娯楽産業に対する風刺」の

 共同戦線の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (カウンセリングへの皮肉と殺人論を兼ね備えた真相と

 ホラー映画的ハッタリと夢オチ風味に包まれた幕切れも見逃せません。)

 まさに「軽量級風刺サスペンス」の一翼を担う珍作であると言えるでしょう。

 「ファイナル・デスティネーション」シリーズ的日常認識

 精神と肉体を結ぶ絆、推理小説に関わる人々の宿命が

 出たとこ勝負的ストーリー展開の中で絡み合う本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。 

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