映画に感謝を捧ぐ! 「日本暴行暗黒史 怨獣」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回は若松孝二監督の「日本暴行暗黒史 怨獣」に

 感謝を捧げようと思います。


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2017-07-04

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 若松孝二監督による「日本暴行暗黒史」シリーズの

 4作目となる本作は

 「日本暴行暗黒史」精神の赴くままに進みながらも

 ある種の生真面目さを感じさせる異色作であります。

 「日本暴行暗黒史」シリーズの持ち味である
 
 生々しいエロ・暴力・反権威を保ちつつ
 
 サスペンス、時代劇、極道風味に包まれた物語へ向かうという試みは

 私に「犯罪者の宿命」・「自制心なき性欲&野心の行き着く先」

 「大衆向けサービス精神と文学性の平和的共存」

 「複数の相反する証言を巧みに組み合わせ「一つの真実」を生成する手法」の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (主要人物全員を絶望&破滅へと導きつつも

 「男2人の無器用な友情」に心打たれる幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「和製軽量級復讐劇」の一翼を担う

 大いなる怪作であると言えるでしょう。

 俗物的且つ暇つぶし的な作品世界の中で

 ポルノ的肉欲、西部劇+時代劇的復讐精神、1970年代風反抗精神
 
 教訓劇&ミステリー風味が絡み合う本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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