映画に感謝を捧ぐ! 「郵便処刑執行人」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はトニー・マーク監督の「郵便処刑執行人」に

 感謝を捧げようと思います。


郵便処刑執行人 [DVD]
アルバトロス
2005-08-05

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 郵便配達員「ダリウス」と彼を取り巻く人々の

 運命を描いた本作は

 小市民的狂気に彩られた異常心理劇であります。

 青春映画とサスペンスを交互に進行させ

 段階的に論理性をそぎ落とし

 凶暴性&変態性を高めていくストーリー&演出と

 庶民的&極道的ムード漂うキャラクター造形が

 一体となる光景は 

 私に「郵便配達員」に対するマイナスイメージ

 ワン・アイデア至上主義、日常劇的狂気の

 究極形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (モンスター映画的センスに溢れた邦題と

 ハッピー・エンドに潜む空しさ&危うさを感じさせる幕切れが

 作品の怪作的魅力を高めている点も見逃せません。)

 まさに「庶民派悪人系サクセス・ストーリー+愛憎劇」の

 一翼を担う軽量級作品であると言えるでしょう。

 日常生活に潜む恐怖要素と情報化社会の暗部を

 出たとこ勝負魂&見世物感覚と

 美男美女&権力者に対する悪意の赴くままに

 増幅させることによって生を受けた本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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