映画に感謝を捧ぐ! 「シノーラ」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はジョン・スタージェス監督の「シノーラ」に

 感謝を捧げようと思います。


シノーラ [DVD]
ジェネオン・ユニバーサル
2012-05-09

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 賞金稼ぎ「ジョー・キッド」と彼を取り巻く人々の

 運命を描いた本作は

 伝統と時代のせめぎ合いに彩られた西部劇であります。

 アメリカ西部劇と極道映画を融合させたかのような

 ストーリー&演出、キャラクター造形が

 暴力的且つ軽快に進行する光景は

 私に、反抗精神渦巻く1970年代において

 「勧善懲悪西部劇」の伝統を残そうとする人々の苦闘と

 イタリア西部劇がアメリカ西部劇に与えた影響の一端を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (西部劇の王道に即しつつも

 娯楽的爽快感を抑制した渋味のある幕切れとなっている点も

 見逃せません。)

 まさに「映画文化混合型西部劇」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 J・スタージェス監督&C・イーストウッドという

 正統派西部劇風味溢れる組み合わせでありながら

 暴力団抗争的な方向へと進行していく物語&アクションによって

 アメリカ西部劇的サービス精神と時代との乖離を体現する本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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