映画に感謝を捧ぐ! 「TSUNAMI(2005年版)」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はヴィンフリート・エルスナー監督の

 「TSUNAMI(2005年版)」に感謝を捧げようと思います。


TSUNAMI [DVD]
プライムウェーブ
2006-06-02

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



 ジルト島を襲う巨大津波の真相に迫る

 人々の運命を描いた本作は

 静かなる力業に彩られた珍作であります。

 企業陰謀劇、海洋系災害映画、テロ対策映画を

 つなぎ合わせる豪快さと

 娯楽映画的状況を的確に押さえる堅実さを

 兼ね備えたストーリー&演出が緩やかに進行する光景は

 私に「王道」の持つ安心感、ジャンル融合による奇想天外感

 笑いを目的としないパロディの香りに

 満ちあふれた時間を満喫する機会をもたらしました。

 (少人数で大人数&巨大企業に立ち向かう悪漢コンビに

 同情したくなるストーリー展開になっている点と

 アクション映画、スポーツ映画、災害映画における

 「勝利」が一堂に会した作品であるという点も見逃せません。)

 まさに「天災・人災連合軍」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。

 既視感満載の状況を勢い任せにつなぎ合わせて

 一つの「個性」を生成する技法と

 津波を題材にした映画でありながら

 「自然よりも人間同士の争いによる犠牲者が

 多くなるように調整する」という奇襲戦法を兼ね備えた本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック