映画に感謝を捧ぐ! 「レイプ・ザ・ビースト」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はテリー・マイルズ監督の「レイプ・ザ・ビースト」に

 感謝を捧げようと思います。


レイプ・ザ・ビースト [DVD]
アルバトロス
2016-08-03

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 農場へ向かう途中で誘拐された女性

 「ケイティ&スローン」の運命を描いた本作は

 和やかな狂気に包まれた復讐劇であります。

 「誘拐、レイプ、復讐」といった過激な題材を扱いながら

 ヒロインに危機が訪れると同時に効率主義化するストーリー

 ホラー的でありながらも陽気な暴力描写

 極限まで抽象化されたレイプ・シーン、青春映画的挿入曲によって

 残酷さが緩和され、緩やかな雰囲気が生成されていく現象は

 私に「ポルノ路線」と見せかけて肩すかしを食わせる戦術

 日用品アクションの醍醐味

 復讐心と性欲の関係を娯楽的に表現する手法の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (ホームドラマ+観光旅行気分漂う幕切れを通じて

 「勝てば官軍主義」の恐怖と暴力の癒し効果を

 写し出している点も見逃せません。)

 まさに「旅行&ゲーム感覚系レイプ復讐劇」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 復讐に燃えながらも能天気さを感じさせるヒロイン達

 小市民ムード満載の悪漢、素朴極まる風景

 ポルノ的性描写の徹底抑制を通じて

 「復讐劇」を大衆食堂的存在にするための戦術

 旅行の心得、田舎町の経済&治安事情の一端を

 世に示した本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。
 

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