映画に感謝を捧ぐ! 「幸福の設計」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はジャック・ベッケル監督の「幸福の設計」に

 感謝を捧げようと思います。


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2017-06-30

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 偶然80万フランの当たりくじを手に入れた夫婦

 「アントワーヌ&アントワネット」の運命を描いた本作は

 人情味と躍動感が交錯する日常喜劇であります。

 ホームドラマ、愛憎劇、ドタバタ喜劇

 サスペンスが絡み合う事によって生を受け

 軽快&賑やか且つ上品に進行するストーリー&演出と

 庶民的ムード満載の風景&キャラクター造形が一体となる光景は

 私に「周囲の男性」をことごとく魅了してしまう女性と

 結婚した男の苦悩

 人生の持つ「人情&ブラック・ユーモア性」

 富と愛情に宿る「光と闇」を

 映画的に表現する手法の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (簡潔でありながらも文学の香りを感じさせる邦題と

 どんでん返し、皮肉、癒しを力業で融合させたかのような

 ハッピー・エンドとなっている点も見逃せません。)

 まさに「夫婦喜劇型人生&愛情論」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 本人の思いとは異なる形で「愛憎劇の火種」を作ってしまう妻と

 男性の繊細さを体現する夫が

 偶発的な巨富を手に入れてしまったことによって生じる珍騒動を

 スピード感、ユーモア、教訓性の均整を保ちながら描ききった本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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