映画に感謝を捧ぐ! 「ニクソン ウォーターゲート事件」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回は「ニクソン ウォーターゲート事件」に

 感謝を捧げようと思います。


ニクソン ウォーターゲート事件 CCP-899 [DVD]
株式会社コスミック出版
2012-02-13

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 1972年6月17日に起きた「ウォーターゲート事件」に対する

 リチャード・ニクソン大統領の弁明と

 辞職会見の一部を記録した本作は

 クールさの中にスリル&サスペンス+ユーモアを宿す記録映像であります。

 「要所を巧みに抽象化する」・「話題を外交&経済問題へと転換する」

 「政治家としての功績を少しずつアピールする」

 「各所でジョークを挿入する&穏やかさを保つ」事によって

 ウォーターゲート事件に対する関与を隠蔽し

 国民&報道機関の追求を逃れようとするR・ニクソン大統領と

 穏健さ&ユーモラスさを維持しつつ

 大統領を追求していく報道機関を

 客観的且つ無機質に写し出していく映像&語り口は

 私に「暴力&怒号なき論戦」と

 「悪魔的でありながらも愛嬌のある最高権力者」の醍醐味を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (「辞職」に追い込まれながらも陰謀への関与を曖昧化し

 状況&行動を巧みに美化し、アメリカへの愛情を訴える姿が

 ある種の感動を禁じ得ない作品であるという点も

 見逃せません。)

 まさに「ウォーターゲート事件資料館」の一翼を担う

 映像集であると言えるでしょう。

 アメリカ政治史に多大な影響を与え

 後年の映画に対する「種子」の一つとなった事件を

 「大統領&報道機関による言論的決闘」という目線で見つめていく本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。
 

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