映画に感謝を捧ぐ! 「江戸三国志 疾風編」 

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回は萩原遼監督の「江戸三国志 疾風編」に

 感謝を捧げようと思います。


江戸三国志 疾風篇 [DVD]
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2008-04-21

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 吉川英治の同名小説をもとにして作られた

 3部作の2作目となる本作は

 1950年代の東映が誇る

 明瞭且つ謙虚なサービス精神に彩られた続編系時代劇映画であります。

 「スター」の見せ場に対するこだわり

 段取り描写を抑制することによるストーリーの効率化

 道化的キャラクターの有効活用によって

 「3部作の2作目」特有の緩慢さを緩和しようという試みは

 私に「作品の持ち味を維持しつつ、スケール感を増幅させる」技法と

 「大衆食堂的サービスと映画ビジネス戦術の平和的共存」の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (鑑賞者が「最終章」への期待をふくらませるよう配慮された

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「中継ぎ映画」の雄と呼ぶにふさわしい

 軽量級時代劇であると言えるでしょう。

 作品の構造上中途半端になりがちなストーリー展開を

 スターの魅力をふんだんに生かしつつ

 暇つぶし規模のスピード感を保ち続ける技術力で

 補う姿が心地良い本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。 

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