映画に感謝を捧ぐ! 「密告」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 2018年最後となる今回は

 アンリ・ジョルジュ・クルーソー監督の「密告」に

 感謝を捧げようと思います。


密告 【ベスト・ライブラリー 1500円:隠れた名作特集】 [DVD]
ジェネオン・ユニバーサル
2010-12-22

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト




 謎の人物「カラス」から送られる怪文書に翻弄される

 人々の運命を描いた本作は

 生活感溢れるスリル&サスペンスに

 彩られた作品であります。

 「嘘」によって守られていた日常が

 怪文書によって崩壊していく過程を

 愛憎劇、サスペンス、ホームドラマを融合させながら

 写し出していくストーリー&演出と

 フランス映画的渋味と庶民的ムードを兼ね備えた
 
 俳優&女優陣が一体となる光景は

 私に「人生のドラマ性」・「殺人に依存しないスリル&サスペンス」

 「言葉の持つ破壊力&麻薬性」の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (復讐劇と怪奇劇の香りが静かに混ざり合った

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「フランス流日常系情報戦」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 穏やかな日常風景と情報犯罪、紳士&淑女風味と悪魔性

 サスペンス技法とラブストーリー技法を絡み合わせながら

 静かに進行していくことによって

 後年のサスペンス系映画&TVドラマに対する

 「道しるべ」の一つとなった本作と
 
 生きて映画を観ることのできる幸せと

 今年1年「西村哲也の弁護系映画論」を

 訪問してくださった方々に深い感謝を!!!。

 追伸 来年も「西村哲也の弁護系映画論」をよろしくお願いします。

                           GHM(西村哲也)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック