映画に感謝を捧ぐ! 「パズラー2 リターン・オブ・マッドネス」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はデビッド・カレラス監督の「パズラー2 リターン・オブ・マッドネス」に

 感謝を捧げようと思います。


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2006-07-07

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 精神科医「ベアトリス」と彼女を取り巻く人々の

 運命を描いた本作は
 
 M・N・シャマラン監督の技法を継承しつつ

 ポルノ&残酷趣味絵画的持ち味を追求した

 大いなる怪作であります。

 幻惑的+ハッタリ的映像表現の嵐、軽量級の暴力&お色気

 想像と現実の境界線&時間の流れを抽象化し

 出たとこ勝負的に進行するストーリー

 怪しさを徹底追求したキャラクター造形が一体となる光景は

 私に「意外性至上主義」の行き着く先と

 既視感溢れる内容をつなぎ合わせて

 一つの「個性」を生成する手法の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。
 
 (アルバトロス流続編戦術によって同年の映画「パズラー」と

 強引に結びつけられた邦題と

 「犯罪」が被害者に与える精神的ダメージと

 記憶&運命の不条理性を体現した真相&幕切れとなっている点も

 見逃せません。)

 まさに「異常心理日常劇」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 閉鎖系サスペンスと館系ホラーの気質が

 豪快且つ静かにせめぎ合う本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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