映画に感謝を捧ぐ! 「白き処女地」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はジュリアン・デュヴィヴィエ監督の「白き処女地」に

 感謝を捧げようと思います。


白き処女地 [DVD]
ジュネス企画
2008-11-25

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 ルイ・エモンの同名小説をもとにして作られた本作は

 素朴にして多彩な日常劇であります。

 カナダの山村で暮らすフランス人たちの生き様を

 文化&人生論、ロマンス、冒険活劇性を

 融合させながら描いていくストーリー

 MTV、アクション、サスペンス技法を巧みに組み合わせた演出

 日常感溢れる風景&キャラクター造形が一体となる光景は

 私に「娯楽性と文学性&教材性による共同戦線」と

 「人生の物語性&自然の過酷さ」を映画的に表現する手法の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (作品世界を簡潔に説明しつつ

 神秘性と純文学性に満ちあふれた邦題と

 郷土愛&恋愛映画的ハッピー・エンドでありながらも

 渋味の利いた幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「冒険型文学系日常劇」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 ホームドラマ的素朴さ、アクション&サスペンス的スリル

 甘くも複雑なロマンス、社会派&教訓劇的メッセージが

 絶妙のバランスで配合された本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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