映画に感謝を捧ぐ! 「無法辺境地帯」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はR・N・ブラッドベリ監督の「無法辺境地帯」に

 感謝を捧げようと思います。


無法辺境地帯/幽霊牧場 [DVD]
IVC,Ltd.(VC)(D)
2015-11-27

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 無法者に父を殺された男「トビン」と

 彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は

 壮絶なまでの「過剰さ」に満ち溢れた

 軽量級西部劇であります。

 迅速過多な行動によってトラブルに巻き込まれる主人公

 結論を急ぎたがる保安官

 自らの饒舌さ&行動力によって自滅していく敵将の悲喜劇を

 優等生的+能率的の極限を目指すかのような

 ストーリー&演出で描くという試みは

 私に「過ぎたるは及ばざるがごとし」を西部劇的に表現する技法と

 無意識のうちに生成される「活劇的ブラック・ユーモア」の醍醐味を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (西部劇史上屈指のスピード出世&勝てば官軍ぶりに圧倒される

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「ブラック・ユーモア系量産型西部劇」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 数多くの量産型西部劇を生み出した

 R・N・ブラッドベリ監督&J・ウェインの技と

 アクション・コメディ的ユーモア精神の限りを尽くして

 暴力的状況に対し冷静に対応する&静かに陰謀を進めることの

 難しさと大切さを写し出す本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。
 

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