映画に感謝を捧ぐ! 「ター博士の拷問地下牢」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はフアン・ロペス・モクテズマ監督の

 「ター博士の拷問地下牢」に感謝を捧げようと思います。


ター博士の拷問地下牢 [DVD]
有限会社フォワード
2008-01-26

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 精神医「メイナール博士」の療養施設を訪れた

 人々の運命を描いた本作は

 神秘性と俗物性が交錯する大いなる怪作であります。

 山系ホラーと閉鎖系サスペンスを融合させたかのようなストーリー

 童話的ムード溢れる映像、コメディ的挿入曲&効果音

 軽量ポルノ的お色気

 胡散臭さに満ち溢れたキャラクター造形が一体となる光景は

 私に、男性向けサービス精神と怪談風味の

 奇妙な共同戦線と

 「狂気と正気の秘めたる近似性」を映画的に表現する手法の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (アクション映画的決着の後に

 ハッピー・エンド風味を抑制し、陰鬱さを高めた

 幕切れへと着地している点も見逃せません。)

 まさに「神秘派閉鎖系ホラー」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。

 文学的&マニア的狂気に支配された敵将の勇姿と

 怪奇劇と滑稽劇を組み合わせたかのような

 敵兵たちの姿が印象深い本作と
 
 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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