映画に感謝を捧ぐ! 「摩天楼」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はキング・ヴィダー監督の「摩天楼」に

 感謝を捧げようと思います。


摩天楼 [DVD]
ジュネス企画
2007-02-26

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



 アイン・ランドの小説「水源」をもとにして作られた本作は

 上品な荒業に彩られた恋愛劇であります。
 
 物語性よりもスター主義&娯楽的見せ場を重視しつつも

 品の良さ&ある種の説得力を感じさせる

 ストーリー&演出、キャラクター造形は

 私に「娯楽映画的ご都合主義」の有効活用法と

 「芸術性と大衆性+商業性、男気とロマンスの決闘」を

 娯楽的に表現する手法の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (壮絶なまでの力業によって「ハッピー・エンド」へと急進する幕切れが

 爽快感と恐怖感の入り交じった感触を生み出している点も

 見逃せません。)

 まさに「芸術+社会論入り恋愛劇」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 アメリカ映画的サービス精神に社会派&文学風味を混ぜ合わせ

 娯楽映画的技巧の限りを尽くすことによって

 「芸術家気質を宿した建築士」の生き様を写し出す本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック