西村哲也の弁護系映画論

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zoom RSS 映画に感謝を捧ぐ! 「らせん階段」

<<   作成日時 : 2019/05/16 19:09   >>

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 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はロバート・シオドマク監督の「らせん階段」に

 感謝を捧げようと思います。


らせん階段 [DVD]
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2007-04-25

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 エセル・リナ・ホワイトの同名小説をもとにして作られた本作は

 過激さと技巧性が交錯する犯罪サスペンスであります。

 「身体障害者を標的とする殺人者」という過激な設定

 物語の大半が「屋敷内」で進行するという空間的制約

 「目線」に対するこだわり、残酷な場面の抽象化

 幻惑的映像表現が一体となることによって

 生を受けたストーリー&演出と

 推理小説風味溢れるキャラクター造形が一体となる光景は

 私に「倫理規定による制約」の中で猟奇性を高める手法と

 ホームドラマとサスペンスによる共同戦線の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (どんでん返しの衝撃よりも「過去の呪縛」から解放された

 人々の姿が印象深い幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「家族劇型技巧派サスペンス」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 閉鎖系ミステリーの王道&サスペンス系映像技を駆使して

 過去の悲劇&歪んだ教育がもたらしたトラウマによる悲劇を

 描くことに挑んだ本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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