映画に感謝を捧ぐ! 「パトリオット・ウォー ナチス戦車部隊に挑んだ28人」 

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はキム・ドラジニン&アンドレイ・シャロパ監督の

 「パトリオット・ウォー ナチス戦車部隊に挑んだ28人」に

 感謝を捧げようと思います。


パトリオット・ウォー ナチス戦車部隊に挑んだ28人 [DVD]
アルバトロス
2017-10-04

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 1941年の「モスクワ攻防戦」における

 ロシア軍第4中隊の戦いをもとにして作られた本作は

 愛とクールさが交錯する実話系戦争映画であります。

 ロシア軍礼賛を前面に出しつつも

 淡々と進行するストーリー&演出と

 西部劇&アクション映画の香りを漂わせつつも

 娯楽性を抑制したキャラクター造形が一体となる光景は

 私に「娯楽映画的表現法」を多用しつつも

 現実感を追求する映画作りの醍醐味と

 西部劇と戦争映画の秘めたる共通項の一端を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (ロシア軍の勝利&字幕なき実話アピールを掲げつつ

 「戦争にハッピー・エンドはありえない」事を
 
 示した幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「ロシア映画流武勇伝」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。

 ロシア軍目線を重視しながら

 安易な「ドイツ軍の悪役化」に依存しないバランス感覚と

 ワンマン・ヒーロー性を最小限に留め

 群像劇風味に徹する戦争描写によって

 説得力のある英雄伝となった本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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