映画に感謝を捧ぐ! 「ヒート(1972年版)」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はポール・モリセイ監督の「ヒート(1972年版)」に

 感謝を捧げようと思います。


アンディ・ウォーホルのヒート [DVD]
ジェネオン エンタテインメント
2005-12-22

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 俳優「ジョーイ・ディヴィス」と彼を取り巻く人々の

 運命を描いた本作は

 メッセージ性と俗物性が交錯する愛憎劇であります。

 ハリウッド&人気商売の暗部を象徴するかのような男女関係を

 ポルノ、ラブ・コメディ、サスペンスの技法を組み合わせながら

 軽やか&賑やかに写し出していく

 ストーリー&演出、キャラクター造形は

 私に「大衆食堂感覚とブラック・ユーモア精神の共同戦線」と

 「自分たちが生きる世界の闇をさらけ出す」手法の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (「愛憎劇の定番」をからかうかのような陽気さと

 愛を失った人間の哀しみが絡み合う

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「愛憎劇系ハリウッド入門」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 背徳的性生活と欲望&虚栄心にまみれた

 「小規模系ショー・ビジネスの世界」を

 男性的欲求と軽量級映画的見世物性の

 赴くままに写し出す本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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