映画に感謝を捧ぐ! 「かわうそタルカの大冒険~失われた野性の詩~」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はデヴィッド・コーベン監督の

 「かわうそタルカの大冒険~失われた野性の詩~」に感謝を捧げようと思います。

かわうそタルカの大冒険 EMD-10007 [DVD]
かわうそタルカの大冒険 EMD-10007 [DVD]

 ヘンリー・ウィリアムソンの小説

 「Tarka the Otter」をもとにして作られた本作は
 
 動物映画史上屈指の「多面性」を持った作品であります。

 記録映像技法と娯楽映画技法、冒険活劇と史劇

 文学性&風刺性と物語性が絡み合う

 ストーリー&演出、キャラクター造形は

 私に「自然界」のドラマ性&イギリス文化の一端と

 現実感とファンタジー性が複雑に絡み合う現象の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (「主人公の最期」をクール且つ詩的に表現した

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「文学+活劇系動物映画」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 人情劇的情緒に溺れず「人間=主人公の敵」という原則を貫くことで

 集団的ハンティングの「残虐性」を写し出す信念

 娯楽映画的誇張を抑制し、風景&動物の特性を生かし切る映像技

 純文学風味と日常劇風味を兼ね備えた語り口に彩られた本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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