映画に感謝を捧ぐ! 「狂った果実(1956年版)」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回は中平康監督の「狂った果実(1956年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

日活100周年邦画クラシック GREAT20 狂った果実 HDリマスター版 [DVD] - 石原裕次郎, 津川雅彦, 北原三枝, 岡田真澄, 中平康
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 石原慎太郎の同名小説をもとにして作られた本作は

 和製青春映画史上屈指の「チームワーク」を

 感じさせる作品であります。

 東洋的情緒と西洋文化、石原兄弟

 文学性と大衆娯楽性が

 互いの持ち味を生かし合うことによって生を受けた

 ストーリー&演出、キャラクター造形が

 軽快且つ過激に進行する光景は

 私に「性的な場面」を抽象化しつつ

 背徳的ムードを醸し出す技法と

 愛、性的本能、憎しみを結ぶ「絆」の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (恋愛悲劇の哀愁+残酷さと西部劇&純文学の香りが

 静かに交錯する幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「和製青春悲劇」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。
 
 後年の日本映画&TVドラマ界に輝く「スター」を世に送りつつ

 1960~70年代の世界を覆う「反抗文化」を先取りした本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。
 

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