映画に感謝を捧ぐ! 「血と砂(1922年版」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はフレッド・ニブロ監督の「血と砂(1922年版)」に

 感謝を捧げようと思います。


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 ビセンテ・ブラスコ・イバニェスの同名小説をもとにして

 1922年に作られた本作は

 ロマンと恐怖に彩られたサイレント悲劇であります。

 活劇要素、悪女映画要素、サクセス・ストーリー要素が

 バランス良く配合されたストーリー&演出と

 主演男優R・ヴァレンチノの華麗なる美貌が一体となる光景は

 私にスペイン文化の一端&スポーツ映画的スリルを堪能しつつ

 「人気商売の落とし穴」・「闘いに生きる人間に課せられた呪い」

 「人心の移ろいやすさ」・「上流社会の暗部」を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (主人公を破滅へと導いた「元凶」を静かに指し示す幕切れが

 物語を「悲劇」の枠を越えた領域へと導いている点も見逃せません。)

 まさに「破滅系スポーツ武勇伝」の歴史に輝く強豪作であると言えるでしょう。

 スター主義的映像技&作劇法の裏に

 エンターテインメントに潜む魔物と暴力による名声&栄光の儚さを宿すことによって

 映画界における「血と砂」路線の幕開けを告げた本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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