映画に感謝を捧ぐ! 「王と鳥」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はポール・グリモー監督の「王と鳥」に

 感謝を捧げようと思います。


王と鳥 [DVD]
KADOKAWA / 角川書店
2018-05-25

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 ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話

 「羊飼い娘と煙突掃除人(やぶにらみの暴君)」を

 もとにして1980年に作られた本作は

 娯楽的サービス精神と神秘性に溢れたアニメーション映画であります。

 SF+史劇的発想、アクション映画的活劇技、コメディ風味

 少女漫画的ロマンス、空間限定映画の醍醐味がバランス良く配合された

 ストーリー&演出、キャラクター造形が軽やかに進行する光景は

 私に「大衆娯楽性と文学性の平和的共存」と

 「映像ジャンルの特性を生かした作劇&演出法」の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (万事解決のハッピー・エンドでありながらも

 状況設明的描写に依存しないクールな幕切れと

 なっている点も見逃せません。)

 まさに「活劇入り恋愛喜劇アニメ」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 「城内」という空間的制約の中でアイデアをふくらませていく想像力

 残酷な状況であっても「ユーモア」を保ち続ける喜劇力

 過剰な設定&情緒に溺れず

 ストーリー展開&アクションの適正速度を保つ技術力によって

 後年のファミリー向け映像作品に対する「道しるべ」の一つとなった本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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