映画に感謝を捧ぐ! 「ゲルニカの木」 

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はフェルナンド・アラバール監督の「ゲルニカの木」に

 感謝を捧げようと思います。


ゲルニカの木 [DVD]
ビクターエンタテインメント
2013-04-26

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 ラミロ村を襲撃したファシスト軍に立ち向かう

 人々の運命を描いた本作は

 史劇性と不条理性が交錯する戦争映画であります。

 「ファシズムと民主主義の戦い」という図式の中で

 ポルノ的残酷&性描写、絵画的シーン、荘厳な音楽

 ブラック・ユーモア的表現法が荒れ狂うストーリー&演出は

 私に「反ファシズムと残酷趣味の共同戦線」と

 独自の作家性を貫きつつ

 「歴史上の悲劇」を後世に残す手法の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (悲劇とハッピー・エンドを結ぶ「見えない絆」を感じさせる
 
 幕切れとなっている点も見逃せません。)
 
 まさに「不条理文学系戦争映画」の一翼を担う

 大いなる怪作であると言えるでしょう。

 芸術的狂気、政治的狂気、暴力的狂気が一体となって

 「スペイン内戦」を写し出していく姿に圧倒される本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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