映画に感謝を捧ぐ! 「港のマリー」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はマルセル・カルネ監督の「港のマリー」に

 感謝を捧げようと思います。


港のマリー [DVD]
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2009-04-27

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 ホテル経営者「シュトラール」と港町の食堂で働く女性「マリー」の

 運命を描いた本作は

 ロマンと作劇術に彩られた恋愛映画であります。

 多彩な登場人物&人間関係を段階的に整理し

 スケール感の適性範囲を保ち続けるストーリー&演出と

 庶民的ムードとスター性が入り交じった俳優&女優陣が一体となる光景は

 私に俗物性と文学性の共同戦線と

 「男性と女性の精神的相違点」と「異文化&異世代交流の複雑さ」を

 恋愛映画的に表現する手法の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (ハッピー・エンドにありがちな「ご都合主義感」を

 渋味によって緩和する幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「フランス流格差恋愛劇」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 港町の特性&若者心理を生かした物語作り+風景描写と

 複雑怪奇な男女関係を写し出しながらも

 一定の上品さを維持する映像技が冴え渡る本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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