映画に感謝を捧ぐ! 「オン・ザ・ハイウェイ その夜 86分」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はスティーヴン・ナイト監督の

 「オン・ザ・ハイウェイ その夜 86分」に感謝を捧げようと思います。


オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 [DVD]
アルバトロス
2015-10-02

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 夜のハイウェイを走る男「アイヴァン・ロック」の

 運命を描いた本作は
 
 映画的ダイエット&純文学性の極みを目指して

 突き進む挑戦作であります。

 「画面に映るのは主人公とその周辺のみ」

 「主人公以外は声のみ」

 「編集による時間操作を極限まで抑える」という制約の中で
 
 娯楽的盛り上げに背を向け、クールに進行するストーリー&演出は

 私に、「夜の単独行動&職務が人心に与える影響」

 人生に宿る「スリル&サスペンス+文学要素」

 空間&人員的抑制による精神的スケール感増幅の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (悲劇に支配された世界の中で

 「ささやかなハッピー・エンド」を写し出す事によって

 哀愁と希望が入り交じった幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「空間限定型道中劇」の静かなる強豪作であると言えるでしょう。

 人生における決断&時間の重み、道中劇の持つ可能性

 「見せるべきポイント」に全勢力を注ぎ込む映像作品の魅力

 悲劇と滑稽劇の秘めたる近似性を体現する本作と 

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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