映画に感謝を捧ぐ! 「トゥルース・オブ・ウォー」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はロドリゴ・フェルナンデス・エングレル監督の

 「トゥルース・オブ・ウォー」に感謝を捧げようと思います。


トゥルース・オブ・ウォー [DVD]
アルバトロス
2018-05-02

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 アルゼンチン軍の兵士「フアン」と

 彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は

 戦争映画史上屈指の「教材風味」を感じさせる作品であります。

 「フォークランド紛争」をアルゼンチン目線で写し出す戦記から
 
 戦争後の兵士&戦死者の遺族の思いを見つめる物語へ

 進んでいくストーリーと

 娯楽映画的盛り上げを抑制したクールな演出が

 一体となる光景は

 私に「キャラクター造形の曖昧さ」によって

 戦争の非情さ&虚しさが鮮明化していく現象と

 暴力描写に依存しない反戦メッセージの一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (万事解決のハッピー・エンドに背を向けて

 「ささやかな希望」を示すに留める

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「フォークランド紛争&戦争の間接被害入門」の

 一翼を担う作品であると言えるでしょう。
 
 戦争映画と家族劇の手法を使い分けながら

 アルゼンチン史の暗部に迫る本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。

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